2013年8月27日火曜日

スオミの国から ~Tampere近郊編~

今年の夏休み、どうしようかな~、だいたいみなさん2週間はとるみたいだし、
どこ行こうかな~、と思っていたところ、私にはどうしても無視できない国が近くにあった。

それは、フィンランド。フィンランド語名:Suomi。
2010-2011の留学から2年がたとうとしている今夏。
せっかくアイルランドという日本より近いところに住んでいるし、そろそろフィンランドの森に帰郷するか!と思い立ち、(航空券も夏なのに安かったし)実行できた。
こうして、私の「2年前の思い出のかけらを拾い、新しい思い出を紡ぐ9日間の旅」が始まった。

--- 2013.8.3-8 Tampere近辺
飛行機から、ダブリンにも似た緑の大地が広がっているのを確認した後、いくつもの青い湖が連なっているのを見つけて、フィンランドにやってきたことを実感した。

最初にフィンランドの空気を吸って思ったこと。
「暑い!!」
アイルランドを、薄手のセーターを着て飛び出した私。もう、半袖がほしい!

そして、強いけど柔らかな光によって照らされる大地。その空気感の中で生活する人々。
ゆったりと流れる時間を体感し、私の身体が覚えている、懐かしい感覚を味わった。

バスでTampereに着く。
2年前に後ろ髪を引かれながら後にした直後のタンペレをあの時のまま、見ているような不思議な感覚に襲われた。まるで夢の中を歩いているかのようでもある。タンペレは、自分が思う以上に温かく私をあの時と同じように迎え入れてくれた。

1年間留学をしていたTampereでは、大学時代の友人との再会や、思い出の地の再訪、森や湖といった自然との触れ合いなどが主な目的。


(Photo 1:夏の風物詩であるカーペットの公共洗濯場。Hervantaの湖畔にあるこの洗濯場では、この日もおじさんがせっせとカーペットを洗濯中だった。)
 

(Photo 2:Sastamaraにある友人宅近くの川にて。急激に冷え込む夕暮れ時は、湿った空気に木々の香りがより引き立つ時間。)
 

(Photo 3:友人のsummer cottageにて。グリルしたソーセージmakkaraを食べながら、白樺の若木を望む。)
 

(Photo 4:「世界一」と勝手に呼んでいるほど、私の人生で一番おいしいドーナッツ。Pyynikkiのドーナツmunkki。この日は(も?)合計3個購入。ここで飲む紅茶もフルーティでおいしい。ああ、幸せ。)

(Photo 5:Hattulaにある友人のsummer cottage滞在中、森にベリー摘みに出かける。ラズベリーやブルーベリーが主。もう少ししたら、コケモモPuolukkaやキノコsieniも採れるよ。)
 

(Photo 6: Hattulaの森から眺める夕日。こういう風景の中に身を置くために、私はフィンランドにやって来た。心が洗われるひととき。)



毎日が、自然と笑顔になる日々。
・・・幸せでした。
こうやって、フィンランドはいつ来ても、変わらないでいてほしい。
フィンランドで私を幸せにしてくれたみんなに、Kiitoksia!!


--- 2013.8.8-11 Helsinki
→つづく。

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